「しかたがない」と思っていませんか?

理学療法士:その不調・体型・歩行、身体に関することで困っているあなたに届きますように。

情報発信を始めたきっかけ

 ある50代の患者さんがいました。

「ちょっと腰を痛めてしまったら、股関節がすごく痛くなってしまって」と。

その方は歩き方も相当股関節をかばっており、起き上がりも痛みでやっとです。

先天性の股関節の疾患があり、20代から痛みを繰り返していたとのこと。40代からはなかなか痛みが取れなくなってきて、いよいよ手術かなと思っていたとのこと。

 

(..そこまで我慢しなくてもいいのに。)

 

お話しを伺うと、

以前指摘された股関節疾患があるから痛いのはしょうがないと思っていた。

痛みがひどくなったら手術しかないと思っていた。

こういうの(理学療法)があると思わなかった。

 

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これが情報配信を始めようと思ったきっかけです。

 

私は理学療法士として働いています。

理学療法士」とはご存知でしょうか?

何の仕事?と聞かれることも多く、「リハビリの仕事です」とよく説明します。

リハビリテーション

言葉はご存知の方が多いかと思います。

病院でのリハビリは機械(電気・超音波等)のリハビリと人の手で行うリハビリがあります。

理学療法士が行うリハビリは「理学療法」です。

私は整形外科で働いていて、患者さんの筋・関節・骨・神経由来の痛みの改善、動作を楽にする方法を毎日考えています。

 

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この患者さんが私たちの存在を知っていたら、ここまで痛みを我慢する前に関われたのかな。

 

もっともっと前から関われていたら、20代から痛みがあって股関節を理由に諦めたこと、一つくらいはできたかもしれないのにな。

 

 

私たちの存在を発信していくことは必要なんだと思いました。

また、身体は自分でメンテナンスしていくことも必要です。

 

整形外科的な痛みのある方の痛みが楽になって自由に動けるように、

痛みのない方もいい状態が維持できるように。

 

私にできる形で情報発信していきたいと思います。